~ダイスケの部屋~


 「反面教師」 

 




 こちらのページに引っ越しをしてだいぶ経つけれど、とりあえず
反響はあまりないのであまり見ている人はいないと推測。注目され
ても書きづらくなるだけなので、非常にありがたい。自分の駄目な
所を書いても良いだろう、と思う。読んでも面白くはないと推測で
きるけれど。


 さて、先日行われた杖道祭の帰り道での事。「賞品を持たずに帰
るなんて珍しいんじゃないですか?。」と声をかけられた。一発で
負けて試合を一試合しかしていないので、そういう印象を持たれた
のだろう。「いえいえ、もう運営側ですから。。」とその場は答え
たが、よく考えたら杖道祭に参加して参加賞、入賞時に貰う賞状等
以外を貰ったことが恐らく一度もない。
#お祭りなので、特別賞と称して賞品が貰える場合がある

 参加した初回からビデオ担当で裏方であり、何年も試合以外は
キャットウォークに居た。ほとんど目につかないのだから賞しよう
がない。僕が裏方を称する事が出来るのは、経験者だからである。

 武道館の演武の時の優秀賞も貰ったことがないし、文字通り無冠
である。自分でも気づいてビックリな結果であるが、賞する価値を
見いだせないか、あるいは嫌われているか。まぁ恐らくその双方で
ないかと推測できる(笑)。


 今回唯一出場した試合は、2-1で負けた。唯一旗を上げてくれた
人は師匠である。「弟子に甘いんじゃないの?。」なんて言葉も
あった位で、残りの2名のうち1名はこの20年近く一回も僕に旗を揚
げてくれた事はないし、もう一人もめったに揚げてくれない。事実
上3-0で負けているようなもので、まぁ自分の腕がその程度のもの
だとも思えなくもないので納得である。

 僕に揚げなかった2名は、共に東京の師範、元師範である。仮に
師匠(山口の人である)の評価に狂いがないとすると、僕の杖は東
京の基準では評価されないという事である。たまたま今回という事
ではなくずっとこの評価であるから、ほぼ間違いないところだ。

 さらに問題が大きいのは、自分では失敗を認識していない、それ
どころか一本は大成功と思っていたのだ。これは致命的である。


 以前昇段審査の結果について意味が分からなかったことがあった。
どう考えても落ちるべき人が受かり、受かるべき人が落ちている。
審査をした一人に話を聞いて主張自体は理解したものの、結論とし
てやはり納得できず、納得できるまで昇段しないことを決めた。
師範の基準は絶対である以上、上記の試合の審判同様、僕の基準が
間違っているとしか思えないからである。こんな人間が高段を取ろ
うと努力をしても意味がないし、ましてその地位を悪用して指導な
んぞしようものなら目も当てられない。少なくとも東京の基準とは
全く相入れない事を指導し、被害者を増やすこと間違い無しである。

 とは言え僕も自分に甘いので、一生段も取らず、巻物も貰わずと
は言わない。とりあえず僕に旗を揚げなかった2名の審判から、自
分が納得した試合で常時旗を揚げてもらえるようになったら、その
時点で改めて検討してみようと考える。それまでは精進するのみで、
指導も指導員の義務を果たすギリギリで抑えることで被害者を減ら
そう。何もこのような人を増やす必要は全くない。場所長、師範、
巻物類などもっての外である。


 世の中反面教師と言う言葉がどの世界にもあり、ほぼ通用すると
言ってよい。悪い例があれば真似をしないという方法論である。
悪い例の人が自分が該当者であると認識していることは少ないかも
しれないが、武術の世界では認識したほうが良いように思われる。
自分のエゴで周りの人を巻き込む必要はないし、他人の時間やお金
などを浪費させずに済む、非常に良い行為である。

 勘違いをした師範ほど性質が悪いものはない。僕は早めに気が付
いたのでそうならずに幸せである。もっとも、そうなる能力が欠如
していると言う話もあるのだが、ご愛嬌である。







 
                                
                                      


目次へ